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Webコンポーネントをインストールしている方は、ここをクリックしてください。ワークシートが表示されます。 資金繰り表の作成資金繰りのABC
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A列に摘要、B列に各摘要の項目、C列にデータを入力します。C列は計算式を表示するために列幅をやや多くとっています。 |
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支払手形決済、給与・賃金、事務用品費、交際費、消耗品費、支払手数料、図書費、交通費、雑費、その他経費にしました。 これらの費用は前に説明したように現金支出を伴う費用です。C26に上記の項目の合計を=SUM(C14:C25)で計算します。 これで資金の収入と支出が計算されました。つぎに、C27で収入−支出=C13-C26を計算します。 資金が足りないときは銀行から借り入れることもできますので、28行目には銀行から借り入れたときの項目、29行目には銀行への返済の項目を設定します。 30行目には現金預金の残高を記入する項目を設定します。 手許資金は、現金過不足+借入−返済+繰越資金ですので、C31に=C27+C28-C29+C30と計算式を入力します。 資金不足が発生したときすぐに分かるように備考欄に=IF(C31<0,"資金不足","OK")と計算式を入力します。
これで大体のフォームはできたので、形を整えるため罫線を引きます。 まず、C30に現金預金残高を入力します。そして、C列の収入の部に来月の入金予定額を入力します。 つぎに、支出予定額をC列の支出の部に入力します。すると、来月にどのくらいの資金過不足があるかC27に表示されます。 銀行借り入れがあるときはC28へ、返済があるときはC29に入力します。 最終的な資金残高を以上の数値を元にC31で計算されます。もし、この値が+であれば「OK」、−であれば「資金不足」と備考欄に表示されます。 |
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本格的な資金繰り表の作成「簡単な資金繰り表」を作成して、資金繰り表のフォームは理解できたと思います。このフォームが資金繰りの基本になります。しかし、これでは1ヶ月先だけの資金繰りですので、銀行借入のタイミングを計ることは無理です。 |
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C列の繰越欄は前6ヶ月の残高を記入します。D34には=C31と前月の手許資金が自動的に入力されるようにします。この計算式をE34〜I34までコピーしてください。 J7の合計欄には、C〜I列の合計が計算されるように=SUM(C7:I7)と計算式を入力して下のセルにコピーしてください。 また、J30には期首の繰越金額が入りますので、=C30と計算式を入力します。 そして、期の途中から資金繰り表を作成するときは、C列に各科目の金額を入力します。そして、C31が手許資金残高に一致しているかを確認します。 売上の推移、売掛金の回収状況、手形の取立期日、支払手形の決済日、給与や経費などを検討して、6ヶ月の予定金額を入力します。 資金繰り表をよく見ると、6月に資金不足が発生することが分かります。この資金繰り表を銀行に見せて、6月中に資金を手当すると良いでしょう。 |